ロシアのサンクトペテルブルクにある国立エルミタージュ美術館の起源は、1764年にエカテリーナ2世が自身のコレクションを宮殿に展示したことにより、現在では350万点以上の収蔵品を抱える質・量ともに世界有数の美術館となっています。
ロシアに初めて多数のセーブル時期がもたらされたのは1757年で、ルイ15世からロシア宮廷への贈り物の中に含まれていました。セーブル磁器は、その後ロシアの宮廷に珍重され、なかでもエカテリーナ2世が発注して作らせた豪華なカメオ・シリーズのディナー・セットは、セーブル磁器を代表するものです。
本展では、国立エルミタージュ美術館が所蔵する、膨大なセーブル磁器コレクションの中から、18世紀セーブル磁器の歴史を代表する最高級の作品が、約230点展示されました。
|
[会期・会場]
2003年2月11日~2月23日
日本橋三越本店7階ギャラリー
主催:読売新聞東京本社、
国立エルミタージュ美術館
2003年2月28日~3月11日
大丸ミュージアムKOBE
主催:読売新聞大阪本社、読売テレビ、
国立エルミタージュ美術館
2003年4月1日~6月8日
群馬県立近代美術館
主催:群馬県立近代美術館、読売新聞東京本社、国立エルミタージュ美術館
助成:(財)花王芸術・科学財団
[全会場共通]
後援:ロシア連邦大使館
協力:フィンランド航空
企画協力:株式会社アートインプレッション
|