東京都青梅市にある「澤乃井 櫛かんざし美術館」には、櫛、かんざしを中心に、矢立、印篭、はこせこ、着物など約4000点に及ぶコレクションが収蔵されています。このコレクションは、収集家として世界的に著名で、芝木好子さんの小説「光琳の櫛」のモデルともなった岡崎智予さん(平成11年に75歳で逝去)のコレクションを基に集大成されたものです。
光琳、抱一ら高名な美術家による逸品も含まれる、非常に質の高いコレクションの中から選りすぐられた展示作品の数々は木、象牙、べっ甲、金銀、ガラス、水晶、珊瑚など様々な材料で作られ、装飾のモチーフとなっているものも、四季の植物、風景、人物、動物、日本地図など多種多様です。
本展は、澤乃井櫛かんざし美術館の豊富なコレクションから選りすぐった逸品900点を展示し、日本人の培ってきた美意識の有り様、装飾工芸の技巧、そしてその変遷を紹介するものです。
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[会期・会場]
2004年1月4日~2月1日
秋田市立千秋美術館
主催:秋田市立千秋美術館
協力:澤乃井櫛かんざし美術館
後援:秋田魁新報社、NHK秋田放送局、
ABS秋田放送局、AKT秋田テレビ、
AAB秋田朝日放送、エフエム秋田、
秋田ケーブルテレビ
企画協力:株式会社アートインプレッション
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