印象派の代表的な画家であるカミーユ・ピサロは、8回に及ぶ印象派展にすべて参加した唯一の画家であり、モネやルノワールから父のように慕われた長老のような存在でした。ピサロは30代後半から20年近く、パリ郊外のオワーズ川流域の町ポントワーズで過ごし、その地を生涯の画題としました。この展覧会は、ピサロのポントワーズ時代の作品と、そこに集いポントワーズ派と呼ばれることになる画家たちに着目したものです。印象派の一端を担いながらも、これまで紹介される機会の少なかったポントワーズ派の作品を一堂に紹介するはじめての機会となりました。
ピサロの没後100年を記念して、2003年にフランスとドイツで回顧展が開催されました。本展はそれをもとに、ポントワーズにあるピサロ美術館のコレクションを中心に、油彩・水彩・版画など約100点で構成されました。
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[会期・会場]
2004年2月11日~2月22日
日本橋三越本店7階ギャラリー
主催:NHKプロモーション
後援:NHK
2004年3月20日~4月25日
尾道市立美術館
主催:尾道市立美術館、中国新聞備後本社
後援:広島県教育委員会、NHK広島放送局
2004年4月29日~6月6日
浜松市美術館
主催:浜松市美術館、中日新聞東海本社
後援:財団法人静岡国際園芸博覧会協会、
静岡県教育委員会、浜松市文化協会、
NHK浜松支局、テレビ静岡、
K-MIX、中日ショッパー
[全会場共通]
後援:フランス大使館
協力:全日本空輸株式会社
企画協力:株式会社アートインプレッション
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