国立エルミタージュ美術館のガラスコレクションは非常に幅広く、14世紀から20世紀に及び、また、各時代の特徴的な形状をもつガラス作品や様々な技法の作品が網羅されています。ヨーロッパ各地で製造された当時の最高峰レベルのガラスコレクションが形成されました。
本展覧会では、ヴェネツィア、ボヘミア、イギリス、スペイン、フランスなどヨーロッパ各地・各時代のトップピースによってバラエティに富むガラスの歴史を概観し、さらに、ロマノフ王朝の栄華を彷彿とさせる、まさにエルミタージュ美術館ならではのガラス工芸展覧会ということができるでしょう。
ガラス器のみならず、ステンドグラスやモザイク、ビーズを使用した手工芸作品を含めて、ガラス芸術の多様性をご紹介できること、そして、日本では初めての紹介となるロシア帝室ガラス工場による作品群と西欧ガラスとの比較も大きな見所となるでしょう。
©Texts, photos, The State Hermitage Museum, St.Petersburg, 2011
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【会期・会場】
2011年6月9日~7月3日
北海道立近代美術館
主催:北海道立近代美術館、
北海道新聞社、北海道文化放送
2011年7月14日~9月25日
東京都庭園美術館
主催:東京都庭園美術館
2011年10月1日~11月6日
岡山県立美術館
主催:岡山県立美術館
[全会場共通]
後援:ロシア連邦大使館、
ロシア連邦文化協力庁
協賛:フィンエアー
企画協力:株式会社アートインプレッション
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