南北に流れる大河ドナウと大平原―豊かな自然に育まれた中欧の国、ハンガリーでは、複雑な歴史をたどった
その社会に呼応するようにして、独自の陶芸文化が形成されてきました。現在では、ヨーロッパ随一の陶芸に特化
したレジデンス施設(ケチケメート国際陶芸スタジオ)を擁するなど、陶芸文化の活発な地域としても知られます。
本展は、ブダペスト国立工芸美術館による学術協力のもと、1960年代以降のハンガリー現代陶芸の流れを、
その歴史的背景をふまえ紹介するものです。第二次世界大戦後の社会主義の時代、1989年の民主化を経て現代
に至る、激しい社会の変化を経験するなかで、それぞれの方法で表現の道を模索した作家の作品が並びます。
巨匠から新進気鋭の作家まで、ハンガリーの陶芸家たちの多彩な「こえ」が聴こえる作品をご覧ください。
|
[会期・会場]
2023年4月22日-2023年7月2日
岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリー I
主催 : 岐阜県現代陶芸美術館、
駐日ハンガリー大使館、
リスト・ハンガリー文化センター東京、
ブダペスト国立工芸美術館
共催 : 中日新聞社
後援 : ハンガリー芸術アカデミー、
岐阜県ハンガリー友好協会
協賛: ルフトハンザ カーゴ AG
協力 : 美濃陶芸協会
企画協力 : 株式会社アートインプレッション
|