スーパーリアリズムの絵画は、ポップ・アート最盛期の1960年代アメリカに登場しました。こうした作品は、実物と見粉う程リアルに表現された彫刻作品とともに1970年代初めには一つの美術動向として認められるようになり、日本でもアメリカのリアリズム絵画の伝統を紹介する展覧会や、彼等の個展として紹介されてきました。
本展では、ニュージャージー州ラトガース大学付属ジェーン・ヴーヒーズ・ジマーリ美術館やルイス・K・マイセル画廊をはじめ、アメリカの美術館や画廊、個人所蔵家の協力を得て、スーパーリアリズムの画家27人の油彩画を中心とする絵画67点が展示されました。1960年代の初期から21世紀にかけて、ほぼ40年に及ぶこの動向の最も包括的、総合的な展覧会だったと言えるでしょう。
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[会期・会場]
2004年4月4日~5月16日
岩手県立美術館
主催:岩手県立美術館、めんこいテレビ、
マ・シェリ
2004年5月23日~7月4日
いわき市立美術館
主催:いわき市立美術館
2004年7月16日~9月5日
熊本県立美術館
主催:熊本県立美術館、
西日本新聞社、TKUテレビ熊本
2004年9月12日~11月7日
北海道立函館美術館
主催:北海道立函館美術館、北海道新聞社、
NHK函館放送局
[全会場共通]
後援:アメリカ大使館
協力:日本航空
企画協力:株式会社アートインプレッション
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