20世紀初頭に、ロシアの新進気鋭の画家、舞台装飾家、衣裳デザイナー、音楽家、舞踏家が、ロシアバレエ団のカリスマ的な団長、セルジュ・ディアギレフのもとに結集し、総合芸術としてのロシアバレエがヨーロッパを席巻しました。その舞台装飾や衣裳デザインは、革新的な絵画やデザインを取り入れ、ディアギレフのロシアバレエの興業の成功とあいまって当時の芸術界をリードしていたのです。
本展覧会では、サンクトペテルブルクの国立演劇音楽博物館、ロンドンのヴィクトリア&アルバートミュージアム、アメリカ、フランスの個人所蔵作品より集められた、バレエ、演劇の衣装・舞台デザイン98点、プログラム・ポスター・版画・写真43点、実際に当時着用されたコスチューム作品10点を中心とする、約190点が出品されました。
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[会期・会場]
2007年4月17日~5月27日
北海道立釧路芸術館
主催:北海道立釧路芸術館、北海道新聞社
2007年6月9日~7月16日
京都国立近代美術館
主催:京都国立近代美術館、毎日新聞社
2007年7月26日~9月17日
東京都庭園美術館
主催:財団法人東京都歴史文化財団、
東京都庭園美術館
2007年9月29日~10月28日
青森県立美術館
主催:青森県立美術館、
舞台芸術の世界展実行委員会
[全会場共通]
後援:ロシア連邦大使館
協力:ANA、ルフトハンザドイツ航空、
ルフトハンザガーゴAG
企画協力:株式会社アートインプレッション
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